長年、表面の角質が少しずつこすれて薄くなり、剥がれてくると、皮膚が乾燥してきます。
『私、乾燥肌なんです』は実は自分がしたことかもしれません。
乾燥した皮膚は、刺激に対して弱くなり、慢性の軽い炎症を起こしやすくなります。
(自分では気がつかない程度なんです)。
赤ら顔や毛細血管拡張にまでなるとわかりますが、
炎症を起こしている皮膚のメラニンの生産機能は活発になり、
くすみ(肝斑)として目立ってくると考えられます。
◆肝斑とは 主に頬まわりにできる左右対称のもやもやした色素沈着 |
くすみ(肝斑)のある部分の皮膚は赤茶色と言われることがありますが、
まさに、炎症のある皮膚が当然、黒ずんできたのでしょう。
その部位をコンシーラーなどで念入りに隠し、マッサージや美顔器などで美肌対策
しているつもりが、実は傷んだ皮膚をただ刺激しているだけかもしれません。
これでは返って逆効果で、くすみが悪化するだけです。
それどころか、くすみの原因を自分自身が作っているかもしれません。